元銀行員の僕が転職に成功するのに役立った資格を教えます

バンカー
銀行員が転職するのに持っておいた方がいい資格ってなんだろう?

 

そういった疑問に、元銀行員で異業種への転職に成功した僕が持っておいてよかったと思える資格を紹介していきます。

 

僕は今では銀行から病院の経営企画部署への転職し働いています。

 

この記事を読めば、銀行員のうちにとっておくべき資格を知ることやすでに持っているならより転職に対して自信を持てるようになるでしょう。

 

銀行員になったら取らなければいけない資格

すでに現在銀行員の方もそうでない方も、まず銀行に入行するとたくさんの資格を取らされることは有名だと思います。

実際に僕は経験していますが、本当にたくさんの資格取得のために勉強してきました。

 

銀行商品を販売するために必要なものや出世するのに必須のもの、業務上取っておかないと顧客とお話ができないので仕方なくとるものなど様々な資格があります。

 

銀行員になったら取らされる資格はざっとこんな感じです。

 

必須資格

・証券外務員(1種、2種)

・銀行業務検定(財務、法務、税務)

・生命保険募集人

・損害保険募集人

・内部管理責任者

・金融コンプライアンスオフィサー

 

業務上必要資格

・簿記2級

・FP2級

・宅地建物取引士

・中小企業診断士

 

これを入行1年目から取らされます。

業務上必要資格は随時という感じですが、必須資格は僕も入行2年目ぐらいまでかけて取得しました。

銀行員が銀行商品を扱うために最低限これだけの資格が必要だということなんですね。

>銀行員の年収1000万円は時給2000円!稼ぐために犠牲にする時間

 

銀行員から転職するのに役立った資格

結論から言うと、簿記2級は転職活動や転職先にでも役にたつ可能性が高いです。

 

これだけ資格を取っていても転職するとなると銀行での資格はほとんど役に立たないんです。

 

違う銀行や金融機関に転職する場合はこの限りではありません。

重要度1(必須で持っておくべき)簿記

絶対に取っておくべき資格は先述した通り簿記一択です。

簿記2級

簿記はあらゆる業界で非常に役に立ちます。

 

経理担当として転職する際には簿記が必須だったりしますので持っておいて損はないでしょう。

 

転職だけでなく、将来副業や起業をした際にも確定申告などを行う際にこの簿記の資格は非常に役に立ちますので最優先で取っておいた方がいいですね。

重要度2(必須ではないが持っているとなおよし)

FP2級

宅地建物取引士

中小企業診断士

最低限簿記があれば転職に困ることはないと思いますが、これらは持っていればさらに転職活動の幅が広がり有利に進めることができる持っておいた方がいい資格となっております。

 

FP2級

ファイナンシャルプランナーとして働くこともできますし、様々な業界のコンサル事業などにも役立つ資格です。

自らのライフプランを立てる上でも持っておくとより戦略的にプランニングできる観点からも転職以外でも役立つ資格ですので余力がある方は取っておいてもいいかもです。

宅地建物取引士

不動産業界に興味がある人にはいいかもしれませんね。

国家資格なので合格率もかなり低い難易度が高い資格で持っているだけでどんな業界でも転職を有利に進めることができるのではないでしょうか。

 

中小企業診断士

こちらも国家資格で難易度がかなり高い資格の一つ。

企業コンサルの業界にも役立つでしょうし、どんな業種の会社でも経営企画部署などで大いに活躍できる資格ですので、持っていればどんな企業でも転職できる威力は持っているのではないでしょうか。

 

全く役に立たないもの

証券外務員(1種、2種)

銀行業務検定(財務、法務、税務)

生命保険募集人

損害保険募集人

内部管理責任者

金融コンプライアンスオフィサー

 

必須資格全てです笑

全く役に立たないといえば語弊があるかもしれませんが、

銀行を辞めたあと全く違う業界に飛び込んだ僕としては、これらの資格が活かされたことは1ミリもありません。

と言いますかどんな内容の資格だったかもあまり覚えていません笑

 

資格を取るためだけの勉強しかしてこなかったからですね。

 

銀行員から転職するのに資格なんて必要ない

これまで資格の話をしてきて水を差すようなことを最後に申し上げますが、

ぶっちゃけ今の時代、転職するのに資格は必要ありません。

>>30代が未経験業種に転職するのは厳しいと言われる時代は終わりました

 

資格よりも個人の経験が評価される時代

資格は今や飽和してしまっているのでこれから資格の勉強をしようと思っている人はやめておいた方がいいと思います。

 

すでに持っている人は存分に活かしていただければ良いのですが、これからはどんな資格を持っているかよりもどんな経験をしてきたかというのが個人の価値となり評価されるからです。

 

具体的に言えば、これからは個人がどれだけ稼ぐ力を身につけているかが問われる時代になるということです。

 

資格は一つの知識であり稼ぐことに直結するものではありません。

稼げるスキルを身につける方が同じ勉強時間を割くなら効率が圧倒的に良いです。

 

簿記はおすすめと言いましたが確かに簿記の知識は必要ですが別にわざわざ資格を取得する必要はないということです。

 

こういった考えを持っていると転職活動でも自己PRしやすくなるでしょうし、そういった自分を評価してくれる会社で働く方が輝けるはずです。

>上司が嫌いすぎるなら即異動か転職で新たな人生を切り開こう

 

まとめ:元銀行員の僕がおすすめする転職で役立つ資格

銀行員 転職 まとめ

銀行員が転職するのに役立った資格を元銀行員の僕が紹介してきました。

唯一持っておいた方がいい資格は簿記2級だけです。

 

持っておくとなおよしな資格は

  • FP2級
  • 宅地建物取引士
  • 中小企業診断士

の三つでした。

 

しかし、今の時代、資格は国家資格でさえも飽和状態にあり転職するには資格よりも個人の経験やスキルを磨いた方が時間効率も圧倒的に有利です。

 

わざわざ資格にために勉強する時間を使うのはもったいないです。

なぜなら稼ぐ力が身につかないからです。

 

銀行員から転職をしたい人は、以上のことを意識して動いてみることをおすすめします。

>早期リタイア(FIRE)とは?達成に重要な5つの要素

 

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