銀行員が転職する先で人気なのはどの業界なのだろう?
転職先をランキングで知りたい
今回はこういった悩みに転職を考える銀行員のために転職先としてどういった業界がおすすめかを僕の体験や周りの状況を踏まえランキング形式で紹介していきます。
4年後の30歳の頃に医療系会社の経営企画部署への転職に成功しています。
銀行員の転職先には向いている向いていないというのがあります。
ランキング形式で銀行員が転職先として転職しやすい業界を知ることであなたが転職活動をしていく上で軸を絞りやすくなるでしょう。
より効率よく転職活動をしたい人向けの記事になっておりますのでぜひお読み進めてください。
銀行員が転職先に適した業界の特徴
転職を考えている銀行員の方は誰もが考えることになる課題です。
やはり金融業界しかないのかなと考えがちになるところですが、全然そんなことはありません。
実際に僕は4年間銀行員を経験したのちにIT業界や医療業界に転職をしています。
銀行員ならではのスキルや経験が活かせる業界が存在しているのです。
特徴その1:銀行業務に関連する業界
銀行の業務に関連する業界が転職には適しています。
融資先として持っていた顧客の業界はその業態について詳しいはずですのでそういった業界にいくと即戦力として受け入れられやすいです。
例えば、不動産業界とか医療業界などです。
銀行によって特徴があるかもしれませんが、融資先としてもっていた会社の経営状態を企業格付けなどで常に分析しているので、その業界側もそういった人材を必要としているパターンが多いんです。
その会社の資金周りに関連部署を任されたり、財務経理など幅広い分野で活躍できる可能性があります。
中小企業だと後々経営者層にまでステップアップが目指せるので年収も1000万円以上が狙える業界も十分狙えます。
特徴その2:銀行出身者を求める業界
銀行出身者を求める業界も存在します。
銀行員は基本的に数字に緻密で勉強熱心な人が多い業界です。
そういった緻密さを求める業界は今でも多いです。
緻密な戦略が求められるIT系や幅広い知識が求められる公務員などがそうです。
あとは銀行と同様、無形商材を扱うコンサルティングの業界は銀行出身の人が多い印象です。
様々な企業の経営を分析してきた法人営業の銀行員だと経営コンサルに向いていたりします。
銀行員の転職先業界ランキングTOP5
上記の特徴を踏まえて、銀行員が転職先として向いている業界ランキングをTOP5紹介していきます。
それぞれの業界に必要なスキルやどういったキャリアアップが図れるかも同時にお伝えします。
もちろんこれが全てではないのでこのランキングを参考に自分の軸を定めていっていただきたいです。
ランキングトップ5は1位から順に、
- 不動産業界
- コンサル業界
- Web業界
- 金融業界(保険、証券)
- 公務員
一つずつみていきましょう。
1位:不動産業界
銀行員から不動産業界に転職する人は僕の中では1番多い印象です。
主に法人営業経験者で不動産系融資を担当していた人はほぼ不動産に転職していますね。
不動産融資を担当している銀行員は基本宅建の資格を所有しています。
業界について詳しいのはもちろん不動産の社長や役員との繋がりもあったりで紹介してもらえたりするパターンがあるんですね。
ヘッドハンティングもそうですが、不動産業界にとっても資金周りで融資資金調達などはやはり元銀行員に任せたいというのが強いです。
未経験者に1から教えるよりも実際に現場があり、しかも貸す側にいた人材を欲しがるのは自然だと思います。
そこから会社の主力として経営層に昇格し年収1000万以上も余裕で狙える領域なので人気も高いです。
銀行の保守的なスタイルが合わなくてもっと体育会系のアグレッシブな業務に携わりたいと思う人には向いている業界といえるでしょう。
決して楽な業界ではないので、銀行のノルマが辛いと思ったり、時間拘束から解放されたいという気持ちで転職活動している人には向いていませんので注意してください。
マイペースに働きたいと考える僕も向いていません笑
2位:コンサル業界
主に経営コンサルティングは銀行出身者が多いです。
先ほども述べましたが、銀行は無形商材を扱い取引先の経営状況を細かく分析する必要があります。
つまり経営者目線で戦略を考える能力が求められるといった点ではコンサルティング業界と共通する部分があるので、そのような経験が豊富な銀行員は内定がもらえやすいです。
コンサル業界は給与面でも高水準です。
不動産業界と同様にアグレッシブな業務でキャリアアップをしていきたい人には向いているでしょう。
将来的には自分でコンサル会社を起業したりすることもできます。
経営者に憧れる人もコンサル業界には向いていると考えます。
3位Web業界
Web業界は銀行員ならではというよりも業界の特徴に人気の秘訣があります。
- 今一番伸びている業界
- 人手がまだまだ不足している
- 幅広いキャリアプランを設計できる
未経験者を歓迎されやすいWeb業界はあらゆる業界からも転職先として人気を集めます。
特にWebマーケターやITエンジニアなどはまだまだ人手が不足しているのでプログラミングなど専門知識を身につける必要はありますが、銀行員ならではの勤勉さや分析力は重宝されやすいです。
キャリアプランとしても会社の経営層を任される役職を目指すこともできますし、脱サラでフリーランスという働き方も目指せます。
フリーランスは現在増えてきていますが、銀行員の経験があればフリーランスに必要な確定申告や税金対策などといった知識がある程度あるのでアドバンテージがあるところも銀行員にはおすすめの業界となってます。
4位:金融業界(保険、証券)
同じ金融でも銀行から保険会社や証券会社に転職する人も多いです。
金融業界が嫌だというよりも銀行が嫌だったという人もいます。
そういった人には他の金融業界の会社に転職するのがいいでしょう。
比較的転職の難易度も低いですし、業務で覚えることも全く初めてではないのでそこまで苦労することはありません。
銀行は保険も証券も扱うので幅広い知識が求められます。
保険会社や証券会社だとその分野に特化しているので、特定の分野を極めてそこでキャリアアップしたいという人にはそういった会社につくのがいいでしょう。
もちろん転職を考える人はもう金融業界では働きたくないという人も多いでしょうからそういう人は選んではいけません。
実際に保険会社や証券会社は会社にもよるでしょうがさらにノルマが厳しい領域になってきます。
これから保険とか株式はネット系の会社が伸びており顧客のリテラシーも上がっているので対面での販売はかなり厳しいです。
5位:公務員
銀行員から公務員への転職は本当に多いです。
公務員になるには公務員試験を突破するのが1番の難関ポイントですが、10個以上もの資格を取らされてきた銀行員にとっては朝飯前だと思います。
公務員は給与面でも時間面でも安定しているのでワークライフバランスを重視する人に向いている業界です。
銀行員の時よりも給与は劣りますが、何よりも定時に帰れるのがかなり大きいですね。
マイペースに仕事をしたいと考える僕も公務員への転職は考えました。
しかし、基本的に公務員は副業禁止なんです。
副業で複数の収入源が欲しいと考える僕には向いていませんでした。
転職エージェントに適正を見てもらうのが近道
銀行員の転職先のランキングを紹介してきましたが、見ての通り幅広い業界の選択肢があります。
しかし、その反面向き不向きも顕著に出るので、実際のところ結局自分はどんな業界が向いているのかわからないというのが正直なところだと思います。
僕も当時はこういった情報を参考にしていたのですが、自分一人ではピンとくるものを見つけることができませんでした。
そこで転職活動の強力な武器となるのが、転職エージェントです。
転職エージェントとは、転職サイトとは違い転職のプロフェッショナルがあなたの適正に応じた業界や会社などを探してくれるサービスです。
自分では見つけることができない特性や強みなどを客観的に分析してもらい、自分に合ったアドバイスをしてくれるのでとても心強い存在なんです。
僕もこの転職エージェントを利用し銀行から全く未経験だったIT企業や医療系の会社に転職をすることができました。
転職エージェントはいろんな会社が行なっているサービスなのでどれを選べばいいかわからないという人は有名なdodaやリクルート、マイナビあたりを登録しておけば大丈夫です。
とはいってもエージェントとの相性もあるかと思いますので、1つだけでなく複数社登録しておくことをおすすめします。
どれも無料で利用できるのでまずが登録して話を聞いてみるといったことから始めてみましょう。
転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという人はこちらの記事で詳しく解説とおすすめのエージェントを紹介しています。
>>【おすすめ】転職サイトと転職エージェントはこれだけでOK!銀行員から3回転職をした僕が教えます
高収入を目指したい人は年収600万円以上を目指すビズリーチを登録しておくこともオススメします。
登録しておくことであなたにマッチした会社からオファーが届くので面接まで繋げやすいです。
まとめ:自分にあった業界を選ぼう
銀行員が転職先に向いている業界の特徴を紹介し、人気業界トップ5を紹介してきました。
- 不動産業界
- コンサル業界
- Web業界
- 金融業界(保険、証券)
- 公務員
実際の自分の適正は転職エージェントを活用しましょう。
おすすめエージェントは
600万円以上の高収入を目指したい人は
- ビズリーチ
このあたりを登録しておきましょう。
あくまでここでのランキングはこれまでの周りの動きを参考にあげた業界なので、最終的にはあなたが銀行を辞めてどういったキャリアプラン、人生を歩んでいきたいのかを十分に考える必要があります。
その過程でこの記事を参考にしてもらえたら幸いです。
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