銀行員から転職するのに活かせる4つのスキルが人生を激変させる

バンカー

銀行員が転職するのに活かせるスキルは何?

そのスキルを活かせる業種は何?

 

こういった悩みを解消していきます。

 

銀行員は転職において活かせるスキルはたくさんあります。

実際に僕も銀行員として4年働き、そこで培ったスキルでIT業界や医療業界への転職に成功しています。

 

「銀行員は他業種で使えるスキルは身につかない」

という意見もありますが、そんなことはありえません。

 

この記事を読むことで、

銀行員が転職で活かせるスキルを知ることができ

そのスキルを活かせる業種とその探し方を知る

ことができます。

 

ここの情報を知るだけでもあなたの転職活動が無駄なくブーストかけられると思います。

 

銀行員が転職を希望する理由5選

まず銀行員が転職を希望する理由についてみていきます。

転職をしたいと思う理由はたくさんあると思いますが、主な理由は以下の5つ。

 

  • 圧倒的に長い拘束時間
  • エグすぎるノルマ
  • 銀行の将来性が割とオワコン
  • 何かと古い企業体質が続いている
  • プライベートがほぼ皆無

ほとんど該当するかと思います。

一つづつ見ていきましょう。

 

圧倒的に長い拘束時間

銀行員は拘束時間が鬼長いです。

僕の場合はだいたい家から1時間以上かかる支店に配属されることになっており(近所の人との癒着を防ぐため)、朝8時に出社し残業で退社が21時

家に着く頃には22時回ってることは当たり前。

寝るだけに帰るという日々が続きかなりメンタルがやられました。

 

エグすぎるノルマ

営業だけでなく窓口でも数字を求められます。

今の時代銀行商品はほとんど売れません。

定期預金は低金利の影響でネットバンクにはどうしても勝てない。

ローンの利率も投資信託の手数料も商品のラインナップも全てネットに劣る。

ジャパネットタカタ並みの話術がないと数字はあげられない。

 

ノルマ未達だと上司や支店長に怒鳴られ、

しまいには「取るまで帰ってくるな

といったことまで言われます。

 

将来性が割とオワコン

今や金融商品はネットが主流ですし、AI化やウェルスナビの参入などで銀行員が不要になりつつあります。

窓口も無人化が進んでおり、融資やローンの審査もAI化。

地方銀行から徐々に支店を減らしていき銀行員が不要になってきています。

その裏付けにみずほ銀行は週休3日制を検討やグループの合併などが進んでいます。

正社員削減計画が着々と進んでいるんですよ。

30年ほど前までは銀行は世界の時価総額企業ランキングでもトップ10に7行ほど名を連ねるぐらい超エリートと言われた業種でしたが、時代はIT化が進み激変しました。

 

何かと古い企業体質が続いている

根性論や体育会系気質が残っている銀行は未だに多いです。

時代は変わっていっても銀行内は意外と変わっていない古き伝統を守っているところばかりです。

これだといつまでたっても今を生きるための個人スキルは身につきにくいです。

 

プライベートほぼ皆無

これを実感している銀行員は多いのではないでしょうか。

  • 資格の勉強
  • 飲み会や休日のイベント
  • ボランティア強制参加

銀行に入るとまず資格の勉強に追われます。

日々の業務の帰宅後、休日に勉強をしなければなりません。

試験もだいたい土日です。

 

飲み会もかなり多いです。

休日にバーベキューやったり町のマラソン大会に出場させられたり。

 

僕がいた銀行では融資の審査部部長がマラソンマニアで地域のマラソンに強制参加。

出ないと稟議書を通さないと言われました。

走ってもタイムが悪かったらだめとかそんな感じでした。

それに必死で取り組んでいた自分何だったんだろうと今になって思います笑

出世するために飲み会やイベントの参加は必須

銀行員が転職で活かせるスキル4選

以上の理由の人がほとんどだと思いますが、転職したいと思っているあなたは正常ですので安心してください。

転職するのに

「銀行員のスキルなんて活かせるのかな?」と不安に思っている人もいるでしょう。

銀行員のスキルは転職では活かせないと言われたりしますが、そんなことありません。

確かに銀行でしか使えないスキルもありますが、他でも使える銀行員ならではのスキルもあります。

主に以下の

  • 誠実な勤勉さ
  • 忍耐力
  • マネジメント能力
  • 資金管理能力

一つづつみていきましょう。

誠実な勤勉さ

これは転職したい理由を逆手に取ったもの。

銀行員は入行してからも資格勉強をしたり常に勉強をさせられます。

その資格自体は他業種だと役に立たないかもしれません。

しかし、その勤勉さが他の業種でも活きるのです。

社会人になって真面目に勉強する人はあまりいません。

その勤勉さが他と差別化を生み転職が有利に進むこともあります。

公務員とか試験で決まったりするので割と余裕で合格できたりするでしょう。

勉強をしなければならないプログラマーやエンジニアなどといったIT系にも向いています。

 

忍耐力

これも転職したい理由を逆手に取ったもの。

激務に耐えたりノルマの重圧に日々励んでいたその忍耐力は他業種ではかなり評価されます。

エピソードを踏まえてどういった面で忍耐力が備わっているのかをうまくアピールする必要がありますが、銀行員というだけで忍耐力は並み以上にあると思ってもらえるはずです。

 

論理的思考能力

特に法人営業を経験されている人は企業の業績を査定して経営者と共に経営に携わったり、融資の稟議を論理的に上司や審査部に説明してきています。

こういった経験は銀行員ならではですし、かなり幅広い視野を持っていないとこなせないので他業種でもかなり活かせます。

論理的思考能力はどんな仕事でも必要な力ですが、なかなか身につきにくいものでもあります。

論理的思考能力を持つ人材を求める企業は多いです。

 

資金管理能力

もちろん銀行はお金を扱う業務なので資金の管理能力が他業種の人より優れています。

簿記の資格を持っていれば経理や財務といった部署として採用されることもしばしばあります。

財務分析ができればベンチャー企業やスタートアップ企業などの経営企画の仕事に携わるチャンスだってあります。

やはりお金に詳しいというのはどんな企業でも重宝されるものです。

 

銀行員が転職で活かせる強みについてはこちらをどうぞ

【これだけ!】銀行員の転職はこの強みだけでOK!企業が欲しがる5選も紹介

 

銀行員が転職できる業界3選

銀行員が転職で活かせるスキルを紹介しました。

では、そのスキルを活かせる業界はどんなものがあるのかといった疑問も生まれてくると思います。

ここでは銀行員から転職するのに向いている業界を3選で紹介していきます。

あくまで僕の経験や周りの人たちの動向を見た自分なりの見解ですのでここで紹介するところ以外でもたくさん転職先はあります。

もっと他にも知りたいという人はこちらの記事もどうぞ。

>>銀行員の転職先人気業界ランキングトップ5

 

不動産業界

銀行から不動産業界に転職する人は非常に多いですね。

銀行では不動産融資や住宅ローンが多い特性があるので不動産業界との関わりが多いんです。

資金管理部門や経理などの業務担当者として銀行員を求める企業も多いので比較的内定ももらえやすいという点もあります。

営業でも不動産に詳しい銀行員だと馴染みやすいし、保守的な銀行と違ってもっとバリバリにアグレッシブな企業体制の環境で仕事をしたいという人には向いています。

 

コンサルティング業界

銀行員からコンサル業に転職する人も多いです。

特に経営コンサルが多いのですが、

銀行も融資判断や融資先の業績管理などで経営計画を一緒に考えたりします。

すでにコンサル的なことを行なっているんですね。

そういった理由からその経験がコンサル業にも活かせます。

無形商材を扱うという面でも関連性がある業界と言えます。

コンサル業も保守的ではなく攻め系なのでバリバリ実績を実感しながら働きたい人に向いているでしょう。

 

Web業界

意外かもしれませんが銀行員はWeb業界にも向いています。

Web業界は今伸びている業界であることに踏まえて、この業界は特殊な知識やスキルを勉強しなければなりません。

銀行員は勤勉なので、このような勉強を進める能力があります。あとはWeb業界に求められる緻密な作業も銀行員は朝飯前なので向いている人が多かったりします。

副業をしたいという人にもおすすめの業界。

 

銀行員のスキルが活かせる求人の探し方

銀行員のスキルが活かせる業界を3つ紹介しました。

そういった業界の求人をどうやって探していけばいいのか紹介します。

 

主なポイントは2つ、

  • 転職エージェントを最大活用
  • ミイダスで適性診断しオファーを得る

見ていきましょう。

転職エージェントを最大活用

銀行員が転職活動をするには転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントを利用するメリットはたくさんあります。

  • 面談に日程を調整してくれる
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 自分にあった求人をアドアイスしてくれる

などといったことです。

 

銀行員は前述に通り、時間拘束が長くプライベート時間があまり取れません。

在職中に次の仕事を決めるためにはうまく隙間時間を有効活用しなければなりません。

エージェントは面接の日程の調整などしてくれます。

求人に関しても、そのエージェントだけが持っている非公開求人というものがあります。

優良求人で募集人数も少なく求人サイトに流すと応募者が殺到するため、求人を非公開にしています。

エージェントとの面談で適正と合えば紹介してもらえるということもあるお宝求人です。

こういった求人を紹介してもらえればかなり転職成功にグッと近づけます。

おすすめのエージェントは

doda

マイナビ

リクルート

ビズリーチ

このあたりです。

エージェントの相性や当たり外れもあるので複数登録しておいた方がいいですね。

20代は若手向け求人の多いマイナビリクルートを登録しておけばOK。

30、40代年収600万以上の高収入を目指したいのであればビズリーチとdodaリクルートを登録しておいてください。

エージェントについて詳しくはこちらの記事で紹介しています。

>>【おすすめ】転職サイトと転職エージェントはこれだけでOK!銀行員から3回転職をした僕が教えます

 

ミイダスで適性診断しオファーを得る

エージェント以外にもミイダスといったWeb上でできる適正診断でその結果をもとにあなたの適正年収やあなたにおすすめの求人ということでオファーが受けられるといったものがあります。

登録は1分ほどででき、簡単な適正テストをWeb上で受けるだけなのでとても手軽にできますよ。

自分の市場価値を測る意味でも一度やってみることをおすすめします。

あくまで気休め程度ですけどね。

 

あなたの適性年収はいくら?

ミイダスで無料適正診断

 

まとめ:銀行員のスキルは幅広い分野で活かせる

銀行員 転職 スキル まとめ

銀行員を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、ほとんど似通っていたりします。

それが正常なのです。

ノルマの押し付けや飲み会の多さなど、古き昔の企業体質のままの銀行が多いんですよね。

しかし、銀行員ならではのスキルというのがあるのでそこをしっかりと洗い出して自分にあった業界に転職することで自分の人生が変わると思います。

そのスキルも幅広い分野で活かすことができるのでエージェントもうまく使いながら転職を成功させましょう。

【おすすめ】転職サイトと転職エージェントはこれだけでOK!銀行員から3回転職をした僕が教えます

 

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