銀行員が転職するのは難しい?
銀行員が転職する業界や方法が知りたい
このような悩みを解決していきます。
先に銀行員が転職することは難しくないしむしろ転職すべきだということをお伝えしておきます笑
なぜなら僕は4年間の銀行員生活を経て、IT業界や医療業界への転職を経験し快適な生活を手に入れることができたからです。
この記事を読めば、
銀行員が転職するのは難しくない理由
転職を成功させるコツや注意点
を知ることができます。
僕の実際の体験談も紹介しますので興味ある方はそちらもどうぞ。
では早速いきます!
銀行員は転職するのが難しい?
銀行員で働いてきた人は果たして他の職場で働けるのかな?という悩みがあると思います。
僕も4年間銀行員やってきましたが転職するのはやはり不安でしたし勇気が必要でした。
年齢を重ねるごとに難易度は上がる
銀行員の転職は、結論年齢を重ねるごとに年々難易度は上がるというのが現実です。
なぜなら銀行は年功序列色が今でも強く、役職がつくにつれて年収もグッと上がる職業だからです。
つまり歳を重ねるごとにキャリアも積み上がり、転職するとなると役職もなくなりどうしても年収が低くなりやすくなります。
ますます転職する気が引けてくるんですね。
純粋に若い人を求める企業が多く、30代40代になればなるほど即戦力を求められるようになるので難易度も上がってくるということです。
転職は可能だが早い方がいい
銀行員の転職は可能ではあるができるだけ早い方が有利だということです。
思い立ったら即行動。これに尽きます。
若ければ企業の求める人材にマッチがしやすいですし、転職できる幅も経験も広がります。
だからといって30代や40代になっても難易度は上がるが不可能ではありません。
30代以上でもそれなりの戦い方があります。
20代にはない長年の経験で培ったパーソナルスキルが武器となります。
銀行の役職としてのアピールではなく、社会人としてどの業界でも活かせる人間的なスキルです。
管理能力やマネジメント力といったベテラン銀行員ならではのスキルを求めている企業も事実存在しています。
上手くいけばベンチャー企業の経営層や企業の管理部門の領域に踏み込むこともできます。
転職をすると年収は下がる?
銀行員から転職をすると年収が下がると思いがちですが、これに関してはまちまちです。
年齢やスキルによっても変わってきますし、希望する業種や企業によっても変わってきます。
基本的に年収は下がる
ですが、基本的には銀行員から転職をすれば年収は下がると思っておいたほうがいいでしょう。
なぜなら、銀行では経験を積んだとしても転職先の会社ではその分野のスキルはほとんどないからです。
未経験業種であればなおさら。
同じ金融業界でも経営方針であったり微妙に業務体系が違っていたりするので給与は同じ推移か下がることは覚悟しておかなければなりません。
ここにこだわりすぎるとなかなか仕事が決まらないということにもなるので給与だけでなくそこでどうキャリアを積んでいくのかも考える必要があります。
年収を上げる方法もある
ただし、年収が上がるパターンも存在はします。
先ほど紹介したように、30代後半〜40代だと銀行において管理職として部署を上手くまとめていた経験があればベンチャー企業やスタートアップ系の会社の役員や社長に転職をすることもできます。
20代30代で銀行員でも地方銀行からメガバンクに転職すれば底上げで年収が上がるということもあります。
いずれもかなり難しく稀なパターンなのでいきなり今より高い給与に期待しすぎるのはよくないです。
きちんとしたキャリアプランを組み地道に経験を積んでいけば年収は後からでも付いてきます。
銀行員が転職に向いてる業界は?
銀行員が転職するのに向いている業界というのも当然あります。
ここでは具体的にどんな業界が転職先に向いているのかを紹介していきます。
銀行員での経験やスキル資格が活かせる業界
基本的には銀行での経験であったりスキルが活かせる業界に限ります。
銀行での経験は意外と幅広い分野で活かすことができるんです。
そんな中でも特におすすめする業界3つ
不動産業界
コンサル業界
Web業界
です。
不動産業界
宅建を持っている銀行員は意外と多くいます。
不動産融資業務の経験が豊富な銀行員は取ってたりします。
もちろんその経験や資格は不動産業界で活かせます。
お金の知識ももちろん備わっているので資金関係の部署につくことも可能です。
銀行と不動産業界は密接な関係にあるということなんですね。
実際に銀行員から不動産業界に転職している人も多いですよ。
コンサル業界
銀行と同じ無形商材を扱う分野に関しては銀行員から転職しやすいです。
パーソナルスキルが重要になってくるからですね。
経営コンサル系は銀行での知識も活かすこともできるので転職も決めやすいです。
年収も伸ばしやすい分野でもあるのでこれに関しても銀行員から転職を決める人が多いです。
Web業界
Web業界は今世の中で一番伸びている業界。
どの業界からもWeb業界に転職をする人は年々増えていますが、銀行員からの転職先にも例外なく活かしやすい分野です。
Web系の知識はもちろんですが、Webマーケターだとマーケティングやセールスライティングなどといったスキルが必要になります。
こういったパーソナルスキルが求められる業界は無形商材を扱う銀行員とも相性がいいんです。
銀行員が転職を成功させるコツと注意点
銀行員が転職することに関してや活かせる業界を紹介してきましたので、実際に銀行員が転職を成功させるコツについて紹介していきます。
この方法を実践すればあなたが転職活動においてやるべきことが明確になり、より転職の成功確率がグッと上がります。
目的を明確にする
まず転職におけるあなたの目的を明確にすることからです。
- 今よりいい給与ももらいたい
- 幅広い経験値を積みたい
- 違う世界でチャレンジしてみたい
- 時間にゆとりを持ちたい
など様々あります。
ここの目的を明確にしなければ、軸がブレて思うように進まなくなったりします。
いろんな情報や出来事に流されてしまいますのであなたが転職で何を実現したいのかという目的をしっかりと決めてください。
妥協点を決める
しかし、現実から少しかけ離れた目的に固執しすぎるのもよくありません。
例えば、
といった目的はリアリティがありません。
先ほども挙げましたが給与が全てではないからです。
それに未経験業種で今より高い給与で内定をもらうのは不可能とは言いませんがかなり厳しいです。
そこにこだわりすぎるがあまりなかなか決まらないなんてことが続きます。
そうなるとモチベーションも下がりますので悪循環になるんです。
基本高すぎる年収を提示してくる会社は少し疑った方がいいです。
業務が激務であったりノルマがエグすぎたりする可能性があるからです。
たまに求人で
みたいなことが書いてあるのに給与「月給40万円〜」みたいな見かけませんか?
普通に怪しくないですか?
お金ももちろん大事ですがお金が全てではありません。
1日の大半いることになる会社を決める以上、少しでも楽しく働きやすい環境で働けるということも大事です。
このあたりもこだわりすぎてはいけませんが、適度に妥協しながら本当に大事な目的を決めて取り組んでいきましょう。
転職エージェントは必ず使う
とはいっても世の中いろんな情報がうようよしているので転職活動を1人でやっていくのは現代ではかなり難しいです。
そこで救世主となってくるのが転職エージェントという存在。
今や転職活動においては必須といえる転職エージェントは最大限に活用しましょう。
転職エージェントとは、転職のプロであり普通の求人サイトでは掲載されていない裏の情報を持っていたり、面接の対策や適正をアドバイスしてくれたりするサービスです。
怪しく聞こえますが、実際は誰もが聞いたことのある就活系の会社が行なっているサービスなので安心してくださいね。
おすすめの転職エージェントは
このあたりを登録しておけば間違いないでしょう。
エージェントも人間なので相性の良し悪しもあるので1つよりも複数登録して話を聞きに行ってみることをおすすめします。
>>【おすすめ】転職サイトと転職エージェントはこれだけでOK!銀行員から3回転職をした僕が教えます
20代はマイナビを軸に
20代の方は、若手向けのマイナビを軸にとdodaかリクルートを登録しておけば大丈夫です。
マイナビは若手向けや第二新卒の求人に特に力を入れているので必須です。
スタッフ一人一人がとても親身になって話を聞いてくれる印象を僕自身持ったのでかなりサポートには力を入れています。
このようなサービスに不安を持っている方もマイナビエージェントを利用すればそのイメージも払拭できるでしょう。
\20代におすすめ/
30代40代はリクルート軸に高収入(600万以上)狙うならビズリーチ
30代以降は比較的求人数の多いリクルートに登録しておきましょう。
もちろんdodaもいいですが。
幅広い業界を網羅できるので可能性は広がります。
そして管理職クラスで年収600万円以上の高収入を狙うのであればハイクラス専用のビズリーチに登録します。
ビズリーチは登録しておくと適正に応じたオファーが来るようになっており、より効率的に転職活動を進めることができます。
高収入の求人もかなり多く掲載されているので気になったものがあればエージェントに相談してみてもいいでしょう。
今の僕の会社の上司も元メガバンカーでビズリーチを利用して60歳手前で入社したらしく年収1000万もらってます。
夢があるでしょ?笑
\年収600万円以上の転職はこちら/
【体験談】銀行からIT〜医療系に転職した話
ここは番外編で元銀行員の僕が転職した経緯を紹介するので興味のある方だけ読み進めてください。
僕は新卒で地方銀行に入行し4年間働きました。
職種がなく4年間で2度の転勤、テラー・後方事務・融資担当・リテール営業様々な業務に携わってきてます。
毎日朝8時〜夜21時まで拘束されて毎日激務、ノルマに終われる日々。
このままではなんのスキルも身につかず人間としてダメになる気がすると思い転職を決意しました。
やり方にも問題があったのでしょうが、入行した1年目からこの銀行は潰れるなと思いました。
安定と言われていた時代にすでにそんなことを感じていたのです。
しかし、この激務を耐えた忍耐力や事務で鍛えた事務処理能力、営業で鍛えたコミュニケーション能力など幅広いパーソナルスキルを武器にIT系の会社に転職することができました。
そこでお世話になったのがマイナビエージェントの方です。
銀行での経験しかありませんでしたが、僕の経験やパーソナルスキルを汲み取ってIT系に向いているのではないかというアドバイスをいただいたのです。
一人では決して選択肢に入ることのなかったIT業界だったのでびっくりでしたが、面接でも「君のような人に是非来てもらいたい」と太鼓判をいただき内定が出ました。
その後30歳を迎えた頃に医療系の会社に転職することになります。
ここでは経営企画の部署なのですが、僕自身キャリアチェンジで経営に携わる仕事がしたかったからです。
コンサル業界とか探していたのですが、ここではリクルートエージェントの方に医療系の会社を提案いただきました。
まさか自分が医療系に?とびっくりしましたが、その会社ののちに上司になる人も元銀行員だということを聞きチャレンジすることにしました。
面接の対策もバッチリしていただき見事1発で内定をいただきました。
僕一人で転職活動をしていても絶対にたどり着くことのなかった業界ですし、後から聞くとその求人はサイトには掲載されておらずリクルートエージェントの方が独自で持っていたいわば裏の求人だったそうです。
転職エージェントを利用すればこういったお宝求人に巡り会えるので是非活用してみてくださいね。
まとめ:銀行員からの転職は難しくない
長々と体験談も紹介してきましたが、銀行員からの転職は結論難しくありません。
しかし、歳を重ねていくにつれて難易度は当然に上がっていくので転職しようと思ったらまずは転職エージェントに登録するところから即行動することが重要です。
転職が上手くいくポイントとしてはタイミングも重要になってきます。
決まる時はすんなり決まるのです。
だらだらといつか転職しようという考えではそのタイミングをなんども見逃してしまうことになるのでとにかく本腰を入れないにしても何かしらの行動は隙間時間にでもしておくことを強くおすすめします。
勇気を持ってまずは一歩踏み出してみましょう。