銀行員が転職に成功する方法が知りたい
どうやったら転職が成功するだろう?
こういった疑問に答えていきます。
結論、銀行員は転職に成功しやすいです。
なぜなら銀行員はどのような仕事もこなせるパーソナルスキルが身についているからです。
厳しいノルマや多数の資格勉強で培った経験は様々な形で広範囲の分野で活かせるスキルとなります。
しかし、銀行員は転職に向いてないなどといった情報も出回っています。
こちらも決して間違ってはいません。
「成功」と一括りにいっても成功には様々な形があります。
それは人によって違うので、自分なりの成功=転職の目的を明確にして転職活動を行なっていきましょう。
僕は新卒で地銀に入行し4年間働き異業種へ転職しています。
ある意味での転職の成功者ですので、経験者目線で銀行員が転職を成功させるポイントをまとめていきます。
この記事を読めば、
銀行員の転職における成功とは?
転職に成功する方法
を知ることができます。
早速いってみましょう。
転職を希望する銀行員は増加傾向
出典:リクルートエージェント
銀行はかつてエリート職といわれ、入行できれば一生安泰なんて言われていました。
僕も安定を求めて銀行を選んだ人間の一人でした。
しかし、時代は変わりAI化の拡大などによりネットバンクやウェルスナビなどいったサービスが普及され店舗型の銀行は今後不要になると言われています。
簡単にいえば銀行はオワコンということです。
ですが、この記事にたどり着いた銀行員の方は少なからず転職を考えているということだと思いますのでそういった意欲があるだけでも取り残される心配はないのでご安心くださいね。
上の図のように現に転職を希望する銀行員がリーマンショック以降急速に増えています。
危機感を持つ人も増えてきているということですね。
銀行員は転職に超有利
転職活動をしてきた中で一番感じたことは、銀行員というだけでかなり高い評価をされることが多かったです。銀行はオワコンといっても異業種の採用担当者からすれば銀行員は優秀だと思っていただきやすいです。
確かに業務内容からも高学歴・勤勉・忍耐力がある・知的といったイメージがあるので、ウチで貢献してくれそうだと感じてもらえるんだと思います。
銀行員における転職の成功とは?
銀行員における転職の成功についてみていきます。
成功の定義は人によって違う
「成功」といってもその定義は人によって違います。
- 今より年収が上がる
- 定時に帰れる
- 憧れの会社からの内定
- ライフワークバランスが整う
成功には様々な種類があります。
極端な話、今の職場を抜け出すことが成功の人だっています。
ですのでまずはあなたが転職においてどうなったら成功なのかを考えてみましょう。
自分がどんな人生を実現したいか
転職における成功を見つけるコツとしては、自分がどんな人生を実現したいかを考えることです。
- 家族との時間を大切にしたい
- 良い車、マイホームを持ちたい
- 副業をする時間を作って脱サラしたい
- 会社で偉い人になりたい
などなど、目先の転職先のことより「転職することでどういう夢を叶えたいか」等、転職したその先のことを考えることが重要だと思います。
銀行員から転職する方向性を考えよう
成功の定義を決めた後は成功する為にどういった職場で働くかを決めていきます。
銀行員が転職する先は主に2パターン
- 金融業界で違う職種に就く
- 他業界で同じ職種に就く
もちろんこのパターンだけではありませんのであしからず。
金融業界で違う職種に就く
銀行員が一番転職しやすい鉄板パターンが同じ金融機関で職種を変えて転職をするというパターンです。
金融機関といっても、銀行の他に
- 信用金庫
- 保険会社
- 証券会社
- クレジットカード会社
などがあります。
窓口→保険会社の営業
法人営業→証券会社のトレーダー
などといったキャリアチェンジが考えられます。
銀行での経験があるので商品知識にアドバンテージがありますし、面接も割と突破しやすいと思います。
30代以降でもおすすめできるパターンですね。
他業界で同じ職種に就く
この方法も転職を決めやすい王道パターンです。
法人営業→不動産屋の営業
後方事務→メーカーの事務職
など、職種は同じで業界をシフトするといったイメージです。
20代だとこの手法が使えますし異業種へ転職したいならこういった攻め方が効果的となります。
転職に成功する方法論
あなたにとっての転職の成功を決めた上で、成功するための方法を探っていきます。
とはいっても前述の通り成功は人によって違うので、一般的に転職活動をする上でこれだけは押さえておきたいツールをお伝えします。
主には、
- 自己分析
- 年収を上げる
の2つです。
自己分析をして方向性を決める方法
まずは自己分析、つまりこれまでの自分の経験スキルを棚卸しするところから始めます。
なぜなら自己PRできる内容を知ることで転職活動をする上での軸を作ることができるからです。
方法としては、時系列で自分が銀行員としてどういった業務に携わりそこでどういったスキルで目標に対してどのように取り組んできたかを書き出していきます。
20〇〇年4月〜20〇〇年3月
個人営業で1000人もの顧客の担当を持ち、主に定期預金や投資信託の販売を実施。ローラー活動であいさつ回りを繰り返すことで顧客との信頼関係を築いていき、雑談の中から潜むニーズをうまく引き出し、老後資金が不安な方に投資信託をおすすめしたりリスクを取りたくない人には少しでも利息の高い定期預金をおすすめしたりし、PDCAを回しながら目標達成に向けて努力してきました。
20〇〇年4〜20〇〇年12月
〇〇支店に転勤となり法人営業として約100社の担当を持つ。不動産業者が多く、主に不動産のプロジェクト融資がメイン。
企業の決算格付けはもちろん、そこからその企業の経営課題を見つけ出し経営陣と腹を割ってお話することで懸念先企業の業績回復をお手伝いしてきました。
破綻懸念先を1年かけて黒字転換させ、5億の融資を上司をうまく巻き込みつつ回収できたという経験もあります。
みたいな自己PRを作ることもできますよ。
>>【職種別例文】銀行員の転職で自己PRを書くポイントを3回転職した元銀行員が解説
年収の上げ方
転職活動で重要度が高いものが年収問題。
今の年収に納得がいかないから転職をする人もいるでしょう。転職で今より年収が下がるのは嫌ですよね?
年収をあげるにはまず転職サイトをみて求人を見ればおおよその目安を見ることができます。
あとは採用担当者との交渉になってきます。そこで折り合いがつけば内定ということになりますが、
ポイントとしては”妥協をしすぎない”ということです。
内定が欲しいからといって自分が希望する年収よりもあまりにもかけ離れて低い年収を提示されるなら交渉の余地があります。
どうしても上がりそうにないなら辞退してもいいと思います。
こちらが企業の査定をする
転職活動をする上で一つ心の持ちようとして、
「こちらが企業を査定する」
という心構えを持てば、落選しても「ここは僕にはふさわしくない環境なんだ」と気持ちの切り替えがしやすいです。
年収が折り合わなければ
という結論に至ります。
あなたにはもっと良い給与で働ける職場があるはずですので仕切り直しましょう。
転職エージェントで全て解決
上記2点をさらっと紹介しましたが、現実は自分の棚卸しや年収の交渉などは結構難しいです。
それ以外にも、
- 求人の選定
- 面接の日取り
- 履歴書、職務経歴書の作成
などやることはたくさんあります。これを1人でやれなくはないですが、心細いですよね。
そんな時に支えとなってくれるのが「転職エージェント」の存在です。
転職エージェントは求人の紹介はもちろん、転職活動でやるべきことをほとんどやってくれたりアドバイスをくれたりお手伝いしてくれます。
面接の日取りや年収の交渉なども行ってくれるんですよ。忙しい銀行員の転職活動の強い味方となってくれます。
基本無料で登録できて利用できるので転職する人が使わない手はないです。
とはいってもエージェントにも相性などといった当たり外れもあるので複数社のエージェントに登録することをおすすめします。
利用することも経験のうち
エージェントとか怪しいとか不安といった方もいると思います。
僕もその1人でして、エージェントに苦手意識を持っていました。
しかし、使っていないとやはり全てを自分でやるには時間がなさすぎて面接もうまくいきませんでした。
そこで思い切ってリクルートエージェントに登録して使ってみると、エージェントの方は本当に親身になってお話を聞いてくださり、面接突破のコツや忙しい銀行員でもきちんと日取りをしてくれたり年収の交渉もちゃんとしてくれました。
もっと早くから利用していけばよかったと思ったと同時に、自分自身にとっても経験値を積むことができました。
リクルートやマイナビ、dodaなど有名な企業もやっているので安心できるところを利用すれば大丈夫ですよ。
エージェントは転職活動にブーストがかけられますので絶対に使っておきましょう。
>>【おすすめ】転職サイトと転職エージェントはこれだけでOK!銀行員から3回転職をした僕が教えます
まとめ
銀行員の転職における成功について紹介してきました。
繰り返しになりますが、成功といっても人によって様々な形がありますので自分が転職をすることで人生で叶えたいことを軸に考えてみると組み立てやすくなります。
転職は一つのきっかけにすぎないので、自分の人生には過度な妥協はせずに軸を曲げずにそれを叶える手段として仕事を選ぶことを意識すれば上手くいくはずです。
転職エージェントと2人3脚でぜひ内定を勝ち取ってください。
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