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2024年1月にはビットコインETFがアメリカの証券取引委員会(SEC)から承認になったことで話題となり一時価格が大きく上昇することとなりました。
その流れで「次はイーサリアムETFが承認になるのではないか?」と注目を集めています。
※イーサリアムETFは2024年5月にSECより承認が下り、同年7月より6銘柄のETFが上場を果たし取引が開始されています。
この記事では、そんなイーサリアムETFが承認されるとどんな影響が起きるのか、詳しく解説していきます。
記事の前半では、イーサリアムETFとは何かを説明し、
後半では実際にイーサリアムETFが承認されると価格や今後の展望についてどうなるのか、
そして銘柄の購入方法などについて深堀していきますので最後までお読みください。
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イーサリアムETFとは?
まずはイーサリアムETFとは何なのか?
ここを説明していきます。
ETFとは
そもそもETFとは?と思う人もいるかと思いますので、そこから説明しますね。
ETFとは、Exchenge Traded Fundsの略で、上場投資信託を意味します。
投資信託とは、直接その資産を保有することなく株や金、不動産などの相場に連動した運用成績を目指す商品で、
投資家から資金を集め、プロが運用します。
複数人から資金を集めるので、少額から投資ができるということも特徴の一つです。
デメリットとしては、運用会社が挟むことで信託報酬などの手数料が発生するので注意が必要ですね。
イーサリアムとは?
銘柄名称 | イーサ、イーサリアム |
ティンカーシンボル(通貨名) | ETH |
基盤のブロックチェーン | イーサリアム |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ステーク(PoS) |
価格 | 2618.76USD(402,626円)※2024年10月29日時点 |
時価総額ランキング | 2位 ※2024年10月29日時点 |
主な取扱い可能の国内仮想通貨取引所 | GMOコイン、コインチェック、ビットバンク |
イーサリアムとは、Dappsと呼ばれる分散型アプリケーションや自動売買ができるスマートコントラクトの開発の基盤となるプラットフォームです。
Defiや金融、ゲームなどの開発で活躍する場面が多く、NFTもイーサリアムを使っているものが多いです。
そして、よく勘違いする人が多いのですが、イーサリアムはあくまでプラットフォームの名前であり、そのイーサリアムで使用される通貨のことをイーサ(ETH)といいます。
イーサはイーサリアムのプラットフォーム内で使用できる通貨であり、先ほどの金融やゲームなどのプロジェクトが発展すればするほどイーサの価値も高まり価格の上昇にもつながります。
イーサリアムETFとは
イーサリアムETFとは、仮想通貨イーサ(ETH)の値動きに合わせた運用成績を目指す上場投資信託です。
イーサはビットコインに次いで時価総額ランキング不動の二位を誇る銘柄。
特徴としては、繰り返しにはなりますが分散型アプリケーションやスマートコントラクトを開発する基盤としてなくてはならないプラットフォームとして有名です。
もう一つのイーサリアムの特徴としては、中央管理者がいないということ
銀行みたいにイーサリアムには通貨として管理をする管理者がいません。
それぞれユーザーが監視しあって成り立っている媒体なので不正や改ざんは起こりにくくなっています。(=非中央集権型)
イーサリアムについては、こちらでより詳しく解説していますので、もっと知りたい人は併せてお読みください。
Name イーサリアムってやっぱりもうオワコン? イーサリアムってなんでオワコンっていわれているの? 今からイーサリアムを買っても値上がりの期待が持てない? このような悩み[…]
イーサリアムETFは承認されるのか?
2024年1月に、アメリカの証券取引委員会(SEC)はビットコインのETFを承認しました。
これにより「次はイーサリアムがETF承認されるのではないか?」と巷では一気に注目を集めているのです。
2024年5月、イーサリアムは無事アメリカの証券取引委員会(SEC)よりETFが承認されました。
ビットコインETF承認後、しばらくの間全く音沙汰がなく先延びされるのではとの噂も広がっていたのですが、急展開を迎えました。
ドナルド・トランプ氏の大統領選による影響
何が起こったのかというと、
大統領選にて、2024年5月に立候補しているドナルド・トランプ氏が突然仮想通貨業界を支持する表明をしました。
これにより、流れが大きく変わり、ドナルド・トランプ氏が大統領になった暁には仮想通貨業界に追い風になるとの期待感が生まれたのです。
そこで、これまで沈黙だったアメリカの証券取引委員会(SEC)が動き出し、同月中にイーサリアムETF承認という運びに至りました。
そして、同年7月に6銘柄のイーサリアムETFが上場し、取引が開始されています。
ただ、2024年11月現在日本ではまだ承認となっていないため、日本の仮想通貨取引所でETFの売買をすることはできません。
イーサリアムETFが承認されると稼ぎやすくなるのか
イーサリアムETFが承認されるとどうなるのか?
もっというと、イーサリアムETFが承認されると価格が上がり、稼ぎやすくなるのか?と思う人もいるでしょう。
結論、これまでよりも価格が上がる可能性は高いという意見が多くみられます。
なぜなら、イーサリアムへの多額の資金流入が見込まれるから。
イーサリアムETFがアメリカの証券取引委員会からの承認が得られると信頼度がより一層高まります。
ETF商品の銘柄も今後増えるため、よりたくさんの投資家から資金を集めることができます。
多くの売買が行われるとイーサの希少性も高まり価格上昇につながりやすいということですね。
ビットコインETFが先に承認されたことによって生まれた良い波に乗って相乗効果が発揮できれば、
一気に高騰するなんてことも起こるかもしれません。
どちらにせよ、イーサリアムはこの後述べるように高い将来性も誇っていることから長い年月をかけて右肩上がりに推移していくとみられています。
そこにETF承認という確かな好材料も加わることでよりエントリーしやすい銘柄になることでしょう。
ではそのようなイーサリアムETFをどのように購入すればよいか
その方法を解説していきます。
イーサリアムETFの買い方
イーサリアムETFを実際に購入していきましょう!
と言いたいところですが、2024年11月現在日本の仮想通貨取引所ではまだどこもETFを扱っておりません。
そこで、すでに存在している「仮想通貨ETF」の考え方に基づいてポートフォリオを組むという手法をお伝えしていきます。
仮想通貨ETFとは?
仮想通貨ETFとは、これまでの定義を理解していればなんとなくわかるかと思います。
イーサリアムETFは、仮想通貨”イーサ(ETH)”の値動きに連動した運用を目指す投資信託でしたよね?
仮想通貨ETFとは、複数の銘柄を分散させてよりリスクを抑えた運用成績を目指す投資信託です。
たとえば、ビットコインやイーサの主要な銘柄に加えて、ソラナやアバランチ、シバコインなどといった
アルトコインを混ぜることで複数に分散してリスクを抑えるといった感じです。
これをETFではなくて、それぞれ自分で直接複数の銘柄を購入してポートフォリオを組んでいきます。
そのためには仮想通貨取引所の口座を開設する必要が出てきます。
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こちらを先に開設しておくとスムーズに始めることができます。
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詳しい開設手順については、こちらの記事をご参考にしてください。
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開設して日本円を入金したあとは、ビットコインやイーサに加えて、
比較的時価総額が高く、長年安定している銘柄を複数で少額を購入していってみましょう。
例えば、ビットコイン40%、イーサ40%、その他アルトコイン(ソラナ・アバランチなど)を合計20%
みたいな感じで比率を決めてポートフォリオを組んでいきます。
これでETFのような自分だけのオリジナルパックが完成します。
自分の資産状況や各銘柄の値動きに合わせて保有比率を調整しつつ
最適化していきましょう。
イーサリアムETFが日本でも取り扱いが始まると抵抗なく運用することができるようになっていると思います。
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イーサリアムETFの将来性と今後の見通し
ここではイーサリアムETFの将来性や今後の見通しについてみていきます。
繰り返しになりますが、2024年1月にアメリカの証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを承認したことによってイーサリアムへの動向にも注目が集まっております。
2024年5月にはイーサリアムETFも承認がされるとますますその期待度は高まってきました。
出典:Trading Viewより
画像を見るとわかる通り、2024年に入ってからビットコインETFが承認された1月には(黄色の四角で囲った箇所)
直接関係のないイーサリアムにも買い注文が入りその期待感から3月ごろまで価格を大きく上げてきています。
その後、なんの音沙汰もなく価格もじわじわと下げてきましたが、
先述の2024年5月にドナルド・トランプ氏が仮想通貨業界を支持する表明をしたことからSECもついに動きだし
イーサリアムETFが承認されるとともに4000ドル(60万円)付近まで上昇しました。(赤色の四角で囲った箇所)
つまり、ETFが承認されることによる価格の影響がいかに大きなものなのかであることを物語っています。
2024年11月時点では少し価格も落着き、横ばいで推移していますが、
今後イーサリアムETFの銘柄が増えることや日本での取り扱いが開始されると資金が集まってくるきっかけになることから
伸びしろはまだまだあると感じています。
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リスクにも十分把握しておく必要あり
イーサリアム自体、今後発展するといわれている分散型アプリケーションやスマートコントラクトの開発に
必要不可欠なプラットフォームになっており、現在でも続々金融やゲームなどのプロジェクトがローンチされています。
ただ、もちろんいいことばかりではなく、仮想通貨特有のリスクや規制の不確実性などをきちんと理解したうえで投資はするようにしましょう。
・ちょっとしたネガティブニュース
・インフルエンサーが流す噂やデマ
・他国の仮想通貨の規制などといった法改正
などなど、このようなことでも大きく価格が変動するということにも注意が必要です。
これはビットコインに比べて取引の絶対量が少ないということに起因しています。
もちろん上記の問題が起きればビットコインの価格にも影響を受けますが、
イーサについてはよりシビアに相場に影響を受けやすいということです。
リスク分散をしつつ市場の動向を意識してうまく立ち回れば大きな利益を出せるかもしれませんね。
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イーサリアムETFに関してよくある質問
それぞれの銘柄の違いについては、ビットコインは半減期などの総量の変化によって価格の変動が起きるのに対し、
イーサについてはスケーラビリティの改善、つまりプラットフォームのアップデートによる利便性の向上で価格が変動するといった特徴を持っています。
そして2024年5月24日にイーサリアムETFは無事承認されております。2024年7月23日より6銘柄が上場を果たし取引が始まっております。
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まとめ
イーサリアムETFが承認されることによって起きる影響や将来性などを説明してきました。
ETFとは上場投資信託のことで、イーサリアムETFとはイーサリアムの値動きに連動した
運用成績を目指す投資信託ということでした。
2024年1月にビットコインETFがアメリカの証券取引委員会(SEC)から承認されたことを受け、
同年5月にはイーサリアムETFが承認される運びとなっております。
それに伴い2024年11月現在、6銘柄のETF商品が取引開始されました。
日本国内での取り扱いはまだ始まっておりません。
今後の将来性としては、まだまだ伸びしろのある銘柄となっております。
その根拠としては2つ。
1つ目は、イーサの本来持つ機能の将来性の高さからでした。
イーサは分散型アプリケーションやスマートコントラクトを開発するための基盤として
主力となるプラットフォームの一つです。
金融やゲームなどのプロジェクトが続々とローンチされていることからも期待感は今後ますます高まっていくことでしょう。
2つ目は、大統領選に立候補しているドナルド・トランプ氏による仮想通貨業界に関心を示す発言があったことです。
彼が大統領になると仮想通貨業界にとって上向きに働くため、それによって業界全体の底上げが期待されています。
現にその発言は2024年5月にあり、同月中にアメリカの証券取引委員会(SEC)の動きが急展開を見せ、イーサリアムETFが承認されているという背景があります。
今後のイーサリアムETFの動向にも目が離せないですね。
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