新NISA3年目、オルカンとS&P500どっちを選ぶ?

「新NISAを始めたけど、オルカンにすればよかったのか、S&P500のままでいいのか、正直わからなくなってきた」

そんな悩みを抱える30代の方から、最近よくこんな声をいただきます。新NISAが始まって約3年が経ち、積立を続けているものの、「自分の選択は本当に正しかったのか?」と不安になる時期でもあります。

私自身も2024年のNISA開始当初はS&P500一本で積立を続けていましたが、2025年の相場環境の変化を機にポートフォリオを見直しました。その経験を踏まえ、今日は2026年現在の最新データをもとに、オルカンとS&P500どちらを選ぶべきかを正直にお伝えします。

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2026年の衝撃:オルカンの純資産がS&P500を超えた

まず、今年最大のニュースをご存知でしょうか。2026年初頭、eMAXIS Slim 全世界株式(いわゆる「オルカン」)の純資産総額が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を上回り、日本の投資信託史上最大規模を達成しました。

2026年4月時点でオルカンの純資産は約10兆3千億円。2024年の新NISA開始前には約1兆8千億円だったことを考えると、わずか2年余りで5倍以上に膨れ上がったことになります。

「みんながオルカンに移っているから、自分も乗り換えるべきか?」——そう感じた方も多いはずです。でも、ちょっと待ってください。「人気があるから正解」とは限りません。まずは冷静にデータを比較してみましょう。

オルカンとS&P500、2026年のパフォーマンスを比較する

実際の運用成績を見てみましょう。2026年1月時点のデータでは以下のようになっています。

指標 オルカン S&P500
過去1年リターン +21.02% +14.31%
過去5年リターン +156.57% +186.67%
設定来リターン +236.87% +291.04%

直近1年ではオルカンが大きく上回っていますが、5年・設定来で見るとS&P500が優勢です。この数字の違いが生まれた背景を理解することが、正しい選択への第一歩です。

なぜ2025年はオルカンが逆転したのか?3つの背景

2025年はS&P500よりオルカンのパフォーマンスが高かった理由には、主に3つの要因があります。

① トランプ関税ショックによる米国株の調整

2025年初頭に発動されたトランプ政権による追加関税は、米国株市場に大きな調整をもたらしました。S&P500はその影響を直接受けた一方、世界分散であるオルカンは欧州・日本株の上昇がその影響を緩和しました。

② 欧州・日本株の復活

2025年は出遅れていた欧州株が見直され、ユーロ高も追い風となりました。また、日経平均が5万円台を記録するなど日本株も堅調で、全世界に分散するオルカンにとって有利な環境が整いました。

③ AI関連バブル懸念と米ドル安

米国株の中心だったAI関連テック銘柄に対するバブル懸念が高まり、一部資金が非米国株へ流出。さらに米ドル安が進んだことで、円建てで見たときのS&P500のリターンが押し下げられました。

結局、どちらを選ぶべきか?判断基準を整理する

「正解はひとつではない」——これが正直な答えです。ただ、あなたの投資スタイルや考え方によって、どちらが「より合っているか」を判断することはできます。

S&P500が向いている人

S&P500に向いている人は以下

  • 「長期的に米国経済の成長力を信じている」
  • 「20〜30年という超長期で積み立てる覚悟がある」
  • 「短期の変動より、長期の期待リターンを重視する」

という方にはS&P500が合っています。

設定来のリターンが示すように、長期的な成長力は現時点ではS&P500の方が高い実績があります。

オルカンが向いている人

一方でオルカンに向いている人は以下

  • 「米国に集中するリスクが心配」
  • 「どの国が将来伸びるかわからない」
  • 「為替リスクを少し分散させたい」

という方にはオルカンが向いています。

オルカンは約60%が米国株ですが、残りの40%が欧州・日本・新興国に分散されているため、特定の国へのリスク集中を避けられます。

私自身の経験でいえば、2025年の相場変動を経験してから「米国一択よりも少し分散を持ちたい」という気持ちが強まりました。現在は積立の7割をオルカン、3割をS&P500にする形でバランスをとっています。

新NISAで今日からできる3つのアクション

「わかったけど、具体的に何をすればいい?」という方のために、今すぐできるアクションを3つご紹介します。

① 現在の積立設定を確認する

まず、自分がどのファンドにいくら積み立てているかを確認しましょう。証券会社のアプリで「積立設定」のページを開くだけで確認できます。「なんとなく始めたまま放置」という方が意外と多いので、まずは現状把握から。

② 変更するなら「乗り換え」ではなく「比率調整」を

今持っているファンドを売ってオルカンに全移動する必要はありません。今後の新規積立分の比率を変えるだけで十分です。例えば「毎月5万円のうち、3万円はオルカン、2万円はS&P500」といった形で調整すると、リスクを分散しながら両方の恩恵を受けられます。

③ 成長投資枠の使い方も見直す

つみたて投資枠(年間120万円)に加え、成長投資枠(年間240万円)の使い方も重要です。成長投資枠では高配当株ETFや日経平均高配当株50インデックスなど、インカム重視の商品を組み合わせることで、ポートフォリオ全体のバランスが取りやすくなります。

まとめ:「どちらが正解か」より「続けられるか」が大事

オルカンとS&P500のどちらを選ぶかより、大切なことがあります。それは「相場が下がっても積み立てを続けられるか」です。

2025年のトランプ関税ショック時、多くの投資家が積立を止めたり、一時的に売却したりしました。でも長期積立の本当の力は、下がった局面で安く口数を積み上げられることにあります。オルカンでもS&P500でも、どちらを選んでも「続けること」が最強の戦略です。

「NISA貧乏」という言葉もトレンドになっています。

今の家計も十分加味して、いきなり無茶な金額を積み立てるのではなく、収入の○%など自分でルールを決めて無理なく続けられる金額から始められることをオススメします。

2026年の今こそ、自分のNISA設定を一度見直してみてください。10年後・20年後の自分のために、今日の一歩が必ず生きてきます。

 

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インデックス投資だけでは将来必要な資産額が形成できるか不安という人もいるかと思います。

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